【狂気を感じる】いくえみマンガ達
いくえみ先生のマンガって、ちょっと狂気を感じる瞬間ありますよね。
好きな作品の中では、『カズン』の主人公「ぼんちゃん」が、ダイエットのリバウンドスイッチ入る描写とか怖いです。あと『いとしのニーナ』の主人公の男の子の友達「マサ」君の行動アレコレ(冒頭から女子高生監禁、その後もひきこもってみたり、別の女の子に一方通行な片思いしてる時の描写がなんか怖い)など。
微妙に安心して読めないところにぐっと引き込まれます。そして、定期的に繰り返し読みたくなる中毒性がいくえみマンガにはあります。
いくえみ先生めっちゃ仕事してますよね!
私は現在進行形で3作品を同時に読み進めております。
- 『太陽が見ている(かもしれないから)』
- 『あなたのことはそれほど』
- 『G線上のあなたと私』
狂気的には『太陽が見ている〜』が怖いです。
この中で狂気描写という意味では『太陽が見ている(かもしれない)』が特に怖いです。恋する女の子の中に暗い心理を見ることができます。
ベースはしっかり少女漫画なのです。ポップなシーンもたくさんあるし。
だから「私は今少女漫画読んでる」って自覚して読んでいて、ふと紛れ込んでくる異質さが際立ってきます。ギクリとする瞬間があります。
不倫マンガは読者層が気になるぞ♡
『あなたのことはそれほど』の主人公やその夫も結構狂気じみてますが、W不倫というテーマで、自分が最初から色眼鏡かけてるってゆーか、独女ゆえ客観的にドラマを眺める感じもあり、そこまでギクリ感はないです。ただ、これ、どんな人ががっつり読んでいるのか、支持する読者層は気になるところではあります。なんとなく、ウフフ。
G線上は安心して読んでくれよな!
こちらは清々しい善意とかがあふれてて、元気になるマンガです!安心して読めますので、狂気にやられた時の清涼剤としてどうぞ。
そして全部面白いからね。いくえみ先生すごい!